A連射&ケンタロスダッシュ回路図
https://twitter.com/error_astray/status/810500846081351681
サンムーン用自動孵化回路:
https://twitter.com/error_astray/status/811604502985981952
1番上のスイッチで「回路の電源」オン・オフ、
2番目のスイッチで「Bボタン」オン・オフ(洗濯バサミ等の代わり)、
3番目のスイッチで「A連射」と「↑固定、→連射」が出来るようになっています。
(上・右上の交互入力扱いとなりケンタロスダッシュが続く)
※タマゴが孵ったらタッチパネルで操作。
事前実験
「3DSのスライドパットの仕組み」について検索しても見つからなかったので実験を行った。
スライドパットは可変抵抗になっており入力によって抵抗値が変わるのを認識している。
なので特定の箇所に抵抗を追加する事で抵抗値を下げれば入力を疑似的に再現出来る模様。
https://twitter.com/error_astray/status/808698331224416256
ハードオフで3DS拡張パット(500円)を購入し分解、テスターで各端子間の抵抗値と入力による変化を測定した。
そこから「通常時は40Ωであり、パット操作によって約20or50Ωに変化する」という結果を得た。
変化した数値から「抵抗値が大幅に減少した箇所を感知してパット操作を認識している」と仮定して、
「パット操作の代わりに抵抗を並列接続して抵抗値を変化させ、同様の結果を得る」という方法を考え、
抵抗の計算式から「15~20Ω=(40X)/(40+X)」からX=24~40Ωを得て、33Ωで(40*33)/(40+33)=18Ωに変化させる事にした。
これの実験を3DSを用いて行い、予想通りの動作するという結果を得た(また実際には抵抗値は0Ω=直結でも良いという事も分かった)。
さらに調べて以下のようになることが分かった。
抵抗を入れた箇所 | 移動した方向 |
---|---|
4-1間 | ↓方向 |
4-3間 | ↑方向 |
2-1間 | →方向 |
2-3間 | ←方向 |
回路の仕組み
連射回路により得た信号によって、リレーを開閉することで抵抗の並列接続を行っている。
使用パーツ
秋月電子(http://akizukidenshi.com/catalog/top.aspx)での参考価格。
[I-00130] CMOSタイマーIC LMC555 | 1個 ¥80(税込) |
[I-07331] フォトカプラ フォトリレー TLP222GF | 1個 ¥110(税込) |
[P-03229] 片面ガラスコンポジット・ユニバーサル基板 Cタイプ めっき仕上げ (72x47mm) 日本製 | 1枚 ¥60(税込) |
[P-00007] ICソケット (16P) (10個入) | 1パック ¥100(税込) |
[P-00264] 連結ソケット(両端オスピン) 8P | 1個 ¥60(税込) |
[R-03941] カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗) 1/4W 33Ω (100本入) | 1袋 ¥100(税込) |
[R-25105] カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗) 1/4W 1MΩ (100本入) | 1袋 ¥100(税込) |
秋月電子で買う場合の同等品。
[P-08790] 基板用スライドスイッチ SS−12D00−G5 | 1個 ¥20(税込) |
[P-00300] 基板用トグルスイッチ3P | 1個 ¥80(税込) |
[P-04028] 6Pトグルスイッチ(2回路2接点ON−ONタイプ) | 1個 ¥90(税込) |