カントー初代RTAオフのオフレポ

2026年9月26日(土)に開催されたオフ会の記録です。
より詳しくは主催のおかしょーさんのブログを参照。
asaginotoudaioff.hatenablog.com

会場入り口。

会場には設備のプロジェクターに加え、おかしょーさん持ち込みのモニター&Nともひこさん持ち込みモニター3台(!)のモニター5台体制。
SGB2 1台、N64 2台、GBプレイヤー 2台の充実したプレイ環境となっていました。
私はレンタル用の本体としてGBC 3台、GBASP 1台を用意しました(イワヤマ攻略があるのでカラー系。内IPS化3台)

初代RTAのメモ

2026.9.26(土)開催の「カントー初代RTAオフ」に向けてのメモ。
asaginotoudaioff.hatenablog.com
本体&ソフトのレンタル可、フリータイムでは他世代や他の事もできるので気軽にご参加ください。
GBの電池交換などのメンテナンス相談や、第二世代のポケルス等の配布も可能ですので事前にXかコメントいただけると助かります。

ソフトの選択

基準となるのはニドラン♂の出現率。

・22番道路(トキワ右)のニドラン♂の出現率
【赤青】Lv3(15%),Lv4(10%)
【緑】Lv3(4%),Lv4(1%)
【ピ】Lv2(25%),Lv4(10%)
なので赤緑青RTAでは緑は非推奨とされています。

・2番道路(トキワ上)のニドラン♂の出現率
【ピ】Lv4(10%),Lv6(5%)
ピカ版RTAではルート上であるこちらで捕獲する。

本体の選択

イワヤマトンネルの攻略に影響します。
ゲームボーイカラー系(アドバンス・GBプレイヤー)にはカラー変更機能があり、セピアカラーにすると主人公&NPCが黒くなり見やすくなります。
セピアカラーへの変更は「GAME BOY」のロゴ表示中に「↑+B」を押し続ける事で出来ます。クチバジムのゴミ箱をリセット攻略する際にするのがベター。
GBA系を使わない場合でも地形はある程度分かり、主人公の位置は真ん中なので感覚分かります。NPCは分からないですが後の世代と違って方向転換しないので慎重に進めば問題ありません。

攻略ルートについて

・赤版RTA(青共通)
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・ピカチュウ版RTA(動画は4倍速)
youtu.be

紙でルートを示したのをポケマイスターRGBPに掲載しています。
www.melonbooks.co.jp
…がオンライン在庫が無く(店頭にはあるようですが把握不可)、印刷用のデータ&素材消失のため再版も不可。
1drv.ms
というわけで攻略ページを抜き出したサンプルを公開しました。スマホでの閲覧はコミックビューアアプリ(ComicGlass等)でどうぞ。

ポケモンスタジアムの倍速について

あまり詳細を書いてる所がないのでまとめ。

●ドードリオGB(倍速モード)
youtu.be
初代4倍速RTAで使われているので有名なポケモンスタジアムの機能です。
ポケモンスタジアムシリーズには接続しているポケモンソフトをプレイできる機能があり、解禁条件を満たすと「ドードリオGB(ドードーGB)」と呼ばれる倍速モードが追加されます。

●解禁条件について

「ポケモンスタジアム」の場合、Lv1~30トーナメントかLv50~55トーナメントで優勝すると「ドードーのゲームボーイ(2倍速)」が、両方で優勝すると「ドードリオのゲームボーイ(4倍速)」が貰え、「GBモード」に倍速機能が追加されます(各8試合=16勝が必要)。

「ポケモンスタジアム2」の場合、ニンテンドウカップ’98(使用可能33種・Lv1~30)かウルトラカップ(151種・Lv1~100)のマスターボールカップで優勝すると「GBビル」が「ドードーGBビル(2倍速)」に、両方で優勝すると「ドードリオGBビル(4倍速)」に変化し機能が追加されます(各8試合*4階級=64勝が必要)。

「ポケモンスタジアム金銀クリスタル」の場合、スタジアムの全制覇(リトルカップ・ウルトラカップ・チャレンジカップ4階級・ニンテンドウカップ(2000)4階級)かジムリーダーのしろ制覇(8+5+8+1=27人)で「GBビル」が「ドードーGB(第一世代限定、2倍速)」に、両方で優勝すると「ドードリオGB(第一世代限定、4倍速)」に変化し機能が追加されます(8+8+8*4+8*4+27=107勝が必要)。
さらにドードリオGBと共に追加される「ライバルをたおせ」をクリアすることで「うら」モードが追加され、
裏スタジアムの全カップ制覇(リトル・ウルトラ・チャレンジ4階級・ニンテンドウ4階級※ニンテンドウカップ2000)か裏ジムリーダーのしろ制覇(8+5+8+1=27人)で「ドードーGB」が第ニ世代の2倍速対応になり、両方で優勝すると「ドードリオGB」が第ニ世代の3倍速対応に強化されます(107+1+107=215勝が必要)。

●プレイ条件について
「赤緑青ピ」は「ポケモンスタジアム・2・金銀クリスタル」の全てで制限なくプレイ可能です。

「金銀ク」は「ポケモンスタジアム金銀クリスタル」でのみプレイ可能。
ただし、倍速モードは殿堂入りまで使えず、倍速中はカラーがセピア&フレームが黒になります(使えない件に関しての表示は特にない)。
ですが「殿堂入りしたデータでGBビルを開始して初期化」することで倍速でゲームを開始することができます(倍速RTAではこのテクニックが使われています)。しかし周回においてはID固定で攻略用ポケモンを輸送出来す、IDくじ初回番号固定の当たりIDポケモンを日付け変更前に送る必要もあるので使い辛いです。
また「ポケモンスタジアム金銀クリスタル」ではソフト選択時に「いっぱいロードする/すこしずつロードする」が選べ、「いっぱいロードする」を選ぶとプレイ中のロードを減らすことができます。赤緑青ピは「64付属メモリ(ターミネーターパック)」でロードがなくなります。
金銀クの場合はそれでは完全には無くならず「メモリー拡張パック(ハイレゾパック)」を使う必要があります。第二世代RTAでは必須アイテム…というかドンキーコング64・ムジュラの仮面・パーフェクトダークのプレイに必須。ここ数年で剥き身の中古でも5000円を超えてきています(26年9月現在の郊外ハードオフでのセット価格差3300円↓)。

●フレーム

上段がポケモンスタジアム、下段が2

「ポケモンスタジアム・2」ではドードーGB・ドードリオGBを入手すると専用フレームが追加されます。これはZボタンを押すことで「スーパーゲームボーイと同じフレーム→ドードーフレーム→ドードリオフレーム」と不可逆で変化します。ドードーも凝っているので見れなくなるのが残念…

追記:ポケスタ・2はZボタンを押すことで取得済みのフレームに切り替えられます。(ネブラスカさんより情報提供)

「ポケモンスタジアム金銀クリスタル」ではスーパーゲームボーイと同じフレームにオプション枠が表示されたものとなっています(クリスタルはSGB非対応のためデフォルトフレーム)。倍速モード時は前述の通り黒枠になります。

●カートリッジの電池切れ問題

電池有りでレポート無しカートリッジ及び電池切れカートリッジは共に「レポートが、みつかりません。」と表示されます(画像左)。
ですが電池切れカートリッジを「さいしょからはじめる」しようとすると「レポートできませんでした」と表示され操作不能になります(画像右)。
また、そうなるソフトは別のカートリッジで何かしらプレイした後に、再びカートリッジ選択画面で表示させるとカートリッジ無し扱いになります(再起動すると出るので特に意味はない)。

●近年のアップデート
GB当時、ドードリオGBをフルに生かすには連射機能付きコントローラー(ジョイカード64・アスキーパッド64・ホリコマンダーN64)を使うしかありませんでした。
後にコントローラーコンバーター(GCコンを64で使えるようにする変換機)が出ていますが国内で発売されてないので結構レアです。RTAではこれを使っている人が多いはず…?
2022年にはレトロゲーム(N64・GC・DC・PS1/2)向けBluetooth変換アダプター「BlueRetro」のプロジェクトが始まり、プログラムも公開され自作も可能となりました(約1000円のマイコン「ESP32-DEVKITC-32E」と各種ケーブルで作れる)。
現在では機種別の完成品「BlueRetro」がアリエクで2000円前後で出回っているのでそれを利用するのが手軽です(参考:RetroScaler BlueRetro Wireless Game Controllers Adapter)。
国内通販だと2倍位で売られています。

Bluetoothコントローラーであれば連射コンは勿論、マクロコンも豊富に存在するので、3倍速での自動孵化(↑B↓B)や自動アンノーン狩り(→B→B←A←A)も可能となります。
自動化ソフトの「NX Macro Controller」や「Poke-Controller」はBluetooth接続も可能。※GB版の自動化自体はGC自動化+GBプレイヤーでも可能
画像取り込みもN64のHDMI変換アダプターも1000円位の安いのが出ています(参考:Bitfunx Mini 720P 1080P HDMI Adapter等)。
…となれば自動色違い厳選・理想個体の厳選・孵化・果ては自動周回と色々考えられるわけで可能性を感じずにはいられません。

SGBを通信可&2倍速に改造する

SGB=スーパーゲームボーイ(↓)、スーパーファミコンでゲームボーイソフトをプレイする為の周辺機器です。現状中古300〜600円ほど。

初代ポケモンなど一番のソフトはSGBで遊ぶ際にポケモンに専用のカラー設定が行われ色が増える特殊な仕様(「あざやかカラー」)になっています。ポケスタのGBプレイ機能も同じですが、ゲームボーイカラーやアドバンス等では単色になってしまう)。

左がGBプレイヤー(GBCやGBAと同様)、右がスーパーゲームボーイ(ポケスタも同様)

ただし、画像の通り縦横比が横に少し伸ばされれてしまいます。

その他に電源パターンで出る乱数(ID固定)がSGB系独自のものという違いもあります。

 

この開発には当時のHORIが関わっており、0.55〜1.25倍速機能を与える専用コントローラー「SGBコマンダー(↓)」がHORIから発売されています(ただし1.25倍速時は画面にノイズが出る)。2は非対応。

ポケモン流行以前の94年6月発売という事もあり通信機能が無い仕様でしたが、TV番組「64マリオスタジアム」では本機を通信機能付きに改造したものが視聴者対戦に活用され人気コーナーとなります。公式大会「ポケモンリーグ97」ではかなりの数が用意されたようです(大会の模様は下の動画の4:50から)。

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そこに任天堂が商機を見い出したのか後継機として通信可能なスーパーゲームボーイ2(↓)が98年1月に発売される事となります(N64それ以前の96年6月に発売していたので相当異例。同年8月にはポケスタ1も発売)。

2の違いは通信機能だけではなく、GBと同期させる為の水晶発振子の採用(部品代の節約でSFCからの信号を使っていたので動作速度が違った)、フレーム変更の種類追加があります。

ついでにコレクター向け情報として製造時期で中央のスロットが黒いのと青いのがあります。

その他の詳細は右URLを参照:凄いぞ!? スーパーゲームボーイ +GBCLOVER

ただし、2は海外では発売されませんでした。なので海外では通信機能と動作速度を合わせる改造法が研究されています。

日本でそれをやる意味は薄いですが2が現状5000〜6000円するのでコスパは良いです。

また、水晶発振子を使うという事はついでに倍速化も出来るのでSFC用の元祖マクロコン「必殺コマンドコントローラー(↓)」と組み合わせ使うの(努力値稼ぎ)に相性が良いです(倍速化しない場合は上記の「SGBコマンダー」で1.25倍にしてからコントローラー差し替えで近いことができる)。

必殺コマンドコントローラー SFC

必殺コマンドコントローラー SFC

  • コナミデジタルエンタテインメント(Konami Digital Entertainment)
Amazon

 

改造法

参考サイト(消失してるのでwebアーカイブ):Super Game Boy Link Port & Speed Fix Modification – Tronimal

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※金色のコンデンサ(22μF)は本来は表に設置しますが、交換した際にサイズが大きかったので裏面に設置しました。
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倍速化について

4.194MHzが通常速度。推奨は10MHz(10/4.194=2.38倍速)。11MHz(11/4.194=2.62倍速)でも動作するもののブロックノイズが激しいので非推奨。12MHz以上は動作せず。

左が10MHz、右が11MHzのノイズ状態

 

GBAを1.9倍速に改造する

(GB系は以前書いてるので下部に記載)

基本の原理はこれまでと同じ。

 

●GBA SPの場合

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↑水晶発振子の蓋をラジオペンチで折り取って2個の水晶を追加するパターン。一番手軽にできます。元々の水晶の4.194MHzが買えるのでこの手が使えます。

クリスタル(水晶発振子) 4.194304MHz: 受動部品 秋月電子通商-電子部品・ネット通販

追加するのは8.000MHz(8/4.194=1.91倍速)。RS/Em/FRLGは動きます(北米版はS/LGは動作しましたがEmだけ動かず)。IPS液晶を使う場合、5MHz(5/4.194=1.19倍速)以上は電力不足を起こして画面が表示されなくなります。

あと画像のコードは太すぎて蓋するのが大変なので0.5mm以下の細い電線が推奨です。

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↑元々の水晶4.194MHzを頑張って外して行うパターン。包んでいる透明な筒は縮熱チューブ。元々の場所を維持しつつ並列接続と手が込んでますが純正と同じ周波数の水晶が手に入るなら面倒なだけで元々のパーツに拘る意味はないです。

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スイッチの設置と水晶の場所。

使用しているスイッチは定番のこれ↓。丁度ピッタリ嵌まるので便利。

E-Switch EG1218 3P スライドスイッチ 基板用 黒

水晶のスペースはシェル(外装)を削って広げています。蓋を閉じる際のコードの干渉は感覚で調整するものですが、アリエク等で透明のシェルを入手して使うと見て分かるので楽です。

https://s.click.aliexpress.com/e/_c4UGAYk1

 

●GBAの場合

基本的に同じです。

 

●IPS液晶化する場合の補足

IPS液晶でも使える倍速化キットが出ているので1.7倍速まで出す事ができます…が問題はGBAを1台買えるほど高価なこと。

ゲームボーイアドバンス用 ゲームスピード変更 モジュール (Division6) – Retro x Reborn

ゲームボーイアドバンス Overclocker Flex(クロックアップ基板) | ヒミツノバ®|ゲームボーイのバックライトカスタム|HIMITSUNOVA

電池消費のことも考えると用途でIPS液晶と倍速を使い分けた方が良いでしょう。

 

それ以前のGB系の倍速化について

・ゲームボーイカラーの2.98~3.34倍速化

error-astray.hatenablog.com

・ゲームボーイポケットの液晶修理と3.8~4.29倍速化

error-astray.hatenablog.com

・GB/GBAのPSI液晶化

人気のPSI液晶化は消費電力が増える為、倍速とは相性が悪いですがGBカラーの場合は液晶を大型サイズにせず、元々の2.45インチサイズのIPS液晶にすれば2.98倍速との両立が可能です。

error-astray.hatenablog.com

・GB版の電池交換

難易度初級。オフ会で頼まれればやりますが身に着けておきたい技。

error-astray.hatenablog.com

DSを1.7倍速に改造する

これも検索で先人の記事(任天堂DSLite 1.7倍速化改造)が出ますが閲覧難(ブラウザによってはSSL問題で見えない&単純に古いのでいつ消えてもおかしくない)ので記録しておきます。

難易度は3DSよりかなり楽、2DSに近い様でリスクは低い。

 

作業そのものは元々の水晶発振子に別の水晶発振子をスイッチ付きで並列接続するだけ。ケースのアースは不要です。切り替えはスリープ状態で行います。

(水晶発振子は複数繋ぐとHz(ヘルツ)数の高い方が優先されるのでこれで機能する)

 

●DS系共通のポイント

水晶発振子はカードスロットに半分隠れる形で設置されています。3DS系と異なり完全に外す必要がないので再起不能のリスクは低いです。

 

●DSLiteの場合

カードスロットは金属カバー部分の半田だけ剥がして、下の画像のように40度ほど傾ければOKです。この部分の半田は固定の為なので基板のパターンが多少剥がれても問題ありません。

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接続部分はやはり細かいですが周囲の部品が3DSより大きいので幾分マシ。

端に半田を付けた線を接続部に当て、テープで固定、そこに半田ゴテを当てて融着。というやり方が安定です。
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元に戻す際は「作業時に退けた黒いコード(無線アンテナ)をカードスロットの下に戻す事」を忘れずに。
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切り替えスイッチは好みの場所に設置します。今回は右側面に設置。
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使用した水晶発振子は28.000MHz(24/16.756=1.761倍速)。かなり速さを実感出来ます。この上の30は動作しないのでここが限度と思われます。

 

●DSの場合

基本は変わらず。空洞が多いので作業しやすいです。

(なんか付いてるのは自転車用点滅ライトを強引に組み込んだ連射装置)

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DSi系は未所持で不明。

 

●1.7倍速での使用上の注意

ポケモンにおいてはDPtとGBA系は問題なくプレイ可能です。(25MHz=1.49倍速に抑えるならHGSSも可)

ただしHGSSとBW、BW2は「起動からゲーム再開まで」と「セーブ時」は通常速度でプレイしないとフリーズするので注意が必要です。

速度の切り替えはスリープ状態で行います。スリープできないGBAソフトは「倍速→通常速」の切り替えしか出来ません(何故か旧DSではどちらもスリープせずに切り替え出来ます)。

2台あれば倍速での通信交換も可能です。速度違いでの通信も可能ですが早い方を募集側にしないと通信切れが発生しやすいようです。

3DSを1.3倍速に改造する

【難易度かなり高いのでオススメしません】

検索で先人の記事(任天堂3DS 1.3倍速化改造)が出ますが閲覧難(ブラウザによってはSSL問題で見えない&単純に古いのでいつ消えてもおかしくない)のと前回の2DSとどっちがマシかの比較用に記録しておきます。

 

作業そのものは元々の水晶発振子に別の水晶発振子をスイッチ付きで並列接続するだけ。ケースのアースは不要です。切り替えはスリープ状態で行います。

(水晶発振子は複数繋ぐとHz(ヘルツ)数の高い方が優先されるのでこれで機能する)

 

Q.水晶発振子ってそもそも何?どうして倍速化出来るの?

A.ゲームの動作速度を決める部品です。原理は「ベイブレードのワインダー(引っ張るアレ↓)」をイメージすると分かりやすいです。それのギザギザの数がHz数、引いた時の回転数=動作速度となります。なのでHz数=ギザギザの数を増やすと回転数=動作速度が上がるという訳です。

もちろん増やせるのにも限界があり、対価として必要な電流が少し増える=電池消費が早くなります。

BEYBLADE X ベイブレードX BX-40 ワインダーランチャーL

 

●3DSLLの場合

分解の詳細は多数あるので省略。右上のは偽トロ、各種コードは各ボタンに繋がる外部操作用。

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中央の上のカードスロットを外したのが↓

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この取り外しが厄介。23箇所の半田を吸い取り器/線で減らしてから外側から外していく。

後で再び取り付けるから乱暴にはできません。…がアリエクでカードスロットの中古パーツが売られているようなのでカード端子の部分を切って剥がすようにすれば多少楽になるかも。

普通はヒートガンを使う場面なのですが持ってないので分かりません。使う場合はシェルと裏の液晶を壊さないように完全分解を推奨。

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ここが水晶発振子の場所。カードスロットの真下。

何故こんな場所にあるのか?というと2DSでの金属カバーの代わりをカードスロット(の金属カバー)がしているからと思われる。

接続部分は画像の通り。2DSより部品が大きいので水晶発振子を焼き壊す心配は少ないはず。ただ16.756MHzは例によって市販されて無い数値です…。

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倍速用の水晶発振子は22.000MHzを使用(22/16.756=1.313倍速)。大きいですが珍しい値の様でこれしか入手できませんでした。2024年12月に秋葉の千石電商で購入↓(取扱中止品)。この形状はラジコン用で使うはずなのに何故?と調べた所「現在では禁止された周波数」の為に所需要が減ったからのようでした。

でもアリエクならどうか?と調べたら21.47727MHz(表面実装型なら21.000/22.000も)があったので海外からならまだ入手できそうです。

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●3DSの場合

中央の下の端子と各種コードは各ボタンに繋がる外部操作用。

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カードスロットを外すとこうなる(改造後)。

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水晶発振子の場所はLLと同じ。
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これには22.118MHz(1.320倍速)を付けています…が速度切り替えでフリーズや「エラーが発生〜」で強制終了が割と起きます。どうやら安定して動作するのは22.000MHz以下のようです。

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