ミュウの謎

ミュウは書籍などの話で「森本茂樹氏がデバッグプログラムを抜いた300バイトのスペースにデータを入れた」とされているがはたしてそんなことがあり得るのだろうか?


謎1.デバッグでないデバッグ
>デバッグが終わってからは1ビットもいじってはいけないと言われてるのに(苦笑)。
"デバッグのためのプログラムを抜く行為"はいじっているのではないか?
謎2.空き容量が無い
当時は職人技で容量ギリギリまでゲームを作っていたと聞くがそんなに空きが無いものなのか?
ロムを吸い出す環境があれば調べられそうだが。
謎3.隠されていない存在
ゲーム内の日記でミュウについて触れられ、ミュウツーという存在がいるのにミュウを存在させないということはあり得るのか?
ポケモンの次回作の計画はなどないのだから「バグで発見されない前提でデータを入れる」ということがあり得るのではないだろうか?
データをきまぐれで加えられても画像データがあるというのが謎。とりあえず作ってあったとか没画像をひっぱって来たのかもしれないが。


移動用にミュウを回収するのはありですがそれならDPtの野生ペリッパーLv55(鋭い眼)のほうが役立つ気がします。


>かけるさん
正直、この話そのものが石原さんのプロモーション戦略の一環に見えて仕方ないです。
1996年2月27日、ポケモン赤緑発売。
1996年4月5日、"ポケットモンスター図鑑"で「ポケモンナンバー151 ミツケタ」。
1996年4月1?日、コロコロでミュウのプレゼント発表。
初めから計画されていたようなスケジュールなところが特に。
ただ、森本さんがミュウの父であるというのは本当なのだと思います。
技マシンが一切使えないコイキングがいるのならばその逆の存在を作り出すというのはあり得ることですし、
ひょっとしたらミュウそのものが(技マシンや変身の)バグチェックプログラムだったとも考えられます。


"ゲームフリーク遊びの〜(P105)"によると96年の秋に1MbitROMから4MbitROM/256KbitSRAMになったそうです。
ROMの増加に伴い他の要素の追加し300種以上にできたが全151種に抑えたとも。
またこの本では「預けられる数」でなく「ポケモンの種類」が30匹だったと読めます。
CONTINUE Vol.31(文:田尻智)にも100種は必要だったが2Mbitで収まらなかったと記述が。
・ROMの増加→要素を増やし、種類を増やせる
・RAMの増加→セーブを増やし、預けられる数を増やせる
こうなるはずですが書籍によって変わる不思議。


agehaさん
ゲームのデバッグモードというものを見たことが無いので間違ってるかもしれませんが
その動画からはただバグってるだけでデバッグの為のモードであると判断できません。。
デバッグモードを抜いても、プログラム本体からデバッグプログラムの呼び出しはしないから平気…というか
"ポケモンストーリー"では「通常デバッグモードを抜いて納品」と書かれてあり、
そこに「森本氏がミュウをこっそり入れた」となっています。


>通りすがりさん
はじめまして。
"など"にその記事のリンクがしてあります。「公式インタビュー=すべて事実」とは限りませんよ。今まで書籍の中では森本氏だけが関わったように書かれてましたがそのインタビューでは"田尻も含めて"となっていたり案外あいまいなものです。
かの"ふしぎなぼうしの話"しかり(ニンドリ2008年10号にてドラクエⅡでと言ったが本当は最初に出たFC版では2個手に入らない)。
私は「ミュウは気まぐれで入れたのではなく意図的入れたものではないか?」と考えている訳ですが、
理由は「ミュウの公開時期」と「バグでミュウを隠しきれなくなって公開したという話」、「空き容量」、「不自然に用意されたデータ」です。
上の"ソフトと図鑑の発売日"を見ると発売5週間で151番目がいることが公開されているわけですが、本の入稿は1~2週間前のはず、となると発売3~4週間の時点でミュウの公開が決定していた事になります。
また、バグでミュウが出たところでDPのバグように揉み消すことはできたはず、Webの普及していない時代なら尚更です。
なのでバグで発見されたから公開したというのはおかしな話と思うわけです。
空き容量ですが容量に悩まされていたなら、デバッグプログラムに食われる容量の対処法考えていてもおかしくありません(デバッグしたプログラムAを外し、プログラムBを入れデバッグデバッグプログラムを抜きプログラムAを入れる等)。それにデータベースを1匹増やしたぐらいで大きなバグに発展することはそうないでしょう。
それで追加したミュウですが1人で1匹分のデータを作れるのかという問題があります。ステータスや技データは何とかなるでしょうがグラフィックや図鑑の文まで用意できるとは考え難いです。
あとは"ゲームフリーク遊びの〜(P123)"に「コレクター心理の洗い出し」の"七.希少価値"として類を見ないアイデア=ミュウが用意されたいうことです。
これが偶然にせよ意図的にせよ、現在多くのゲームで行われている「配信」というシステムを作った当時のゲームフリークというチームはすごかったと思います。


>Louisさん
欠番は"No.152けつばん"として用意されているのですが…後からミュウを割り込ませたとも考えられるか。。
インタビューの「田尻も含めて」から独断ではないようですが、発見されるとは思っていなかったと。
森本氏がミュウの親と言われるのは「ミュウの能力アイデアを出した」「実際にミュウを打ち込んだ」のどちらかもしくは両方が真相なんでしょうか。
バグが出て"いろいろご迷惑"というのは発表を早めるという事でなく、関係各所に「ミュウの情報を載せるな」と通達することなんじゃないかと。ゲーム雑誌のイラストコーナーに未公開ポケモンが載る事ってないですし。
ミュウがポケモンのヒットに影響したのは事実ですからねぇ。そこが意図的であると考える理由です。