MTG 策略入りType0

コンスピラシーで策略カードが登場した事で新たな最強候補デッキが出来た。
裏面の違う英雄カードと違い、裏面が共通で禁止カードに指定されてる策略カードはType0ならありと思って良いはず。
(ドラフトする都合で仕方なく共通にしたような気もするけど・・・)


・《突然のショック》と《一石二鳥》デッキ
アップキープに《猿人の指導霊》と《ブレイゴの好意》から《突然のショック》を唱えて《一石二鳥》9枚でコピーして20点ダメージで終了。
刹那呪文なので《精神壊しの罠》を唱えることができないのがポイント。
http://teamys.net/top/deckall.php/CASUAL/1/728879/

デッキ(7) 枚数 備考
突然のショック 1 勝ち手段
クローサの掌握 1 《神聖の力線》対策
天使の嗜み 1 先行《天使の嗜み》対策(望みは薄いが…)
神聖の力線苦難の魔除け 1 火力対策同上
猿人の指導霊 3 《Elvish Spirit Guide》でも可
策略(44) 枚数 備考
好都合な宣言 11 デッキ5枚以上でよくなる
権力行使 1 策略ありなら必須
ブレイゴの好意(突然のショック) 1 軽減
ブレイゴの好意(クローサの掌握) 2 軽減
一石二鳥(突然のショック) 10 《別館の大長》対策で+1枚
一石二鳥(苦難の魔除け) 10 《別館の大長》対策で+1枚
一石二鳥(クローサの掌握) 6 《神聖の力線》7枚張り対策
予想外の潜在力(クローサの掌握) 1 フィルター
予想外の潜在力(天使の嗜み) 1 フィルター
予想外の潜在力(苦難の魔除け) 1 フィルター

※《別館の大長》の効果を間違えていたので修正。
シンプルに《猿人の指導霊》40枚《突然のショック》20枚の60枚デッキでも十分強い。

今までの最強候補デッキに対して

・《Rocket-Powered Turbo Slug》60枚デッキ
先手を取られてもアップキープで終わるので場に出ることなく終わる。


・《ドロスの大長》60枚デッキ
以下のアップキープ・ステップのルール通り、スタックに積まれたまま優先権を得れるので解決前に勝てる。

503.1 まず、そのアップキープ・ステップの開始時に誘発する能力と、そのターンのアンタップ・ステップに誘発していた能力を全てスタックに積む。(rule 603〔誘発型能力の扱い〕参照。)
503.2 次に、アクティブ・プレイヤーが優先権を得て、プレイヤーは呪文を唱えたり能力を起動したりできる。


・《うねる炎》デッキ
刹那呪文なので呪文を解決する前に終わる。

先攻時の対策と対処

《突然のショック》が通ればこちらの勝ち。
刹那呪文なので相手は《予期の力線》+「刹那対策になる誘発型能力持ちのパーマネント」による対策は勿論、対応してインスタント等を使って勝利する事も出来ない。
よって対戦相手は以下のようなアップキープ以前のタイミングで対策する必要がある。


・初手で7枚の《別館の大長》
《一石二鳥(突然のショック)》を9枚から「打ち消されて良い7枚」を足して16枚にする事で対処可能。
→「最初の呪文」なので7マナ要求になるだけだけ。なので1枚でよい。
《一石二鳥(突然のショック)》を9枚から「打ち消されて良い1枚」を足して10枚にする事で対処可能。


・初手で7枚の《神聖の力線》
刹那除去の《クローサの掌握》と《一石二鳥(クローサの掌握)》を6枚入れる事で対処可能。
唱える為に《Elvish Spirit Guide》か《予想外の潜在力(クローサの掌握)》も入れる事。


英雄カードをありにすれば《克服者(初期手札+1)》で対策を強化できるが裏面が違うのでType0でも無しだろう。
仮にありだとしてもゲームデープロモの製造枚数より《一石二鳥》の製造枚数が明らかに上回っているのでこちらが有利。
それにこちらも手札が増やせるので「《クローサの掌握》の枚数×策略の枚数」で逆に圧倒できる。


・前のゲームで7枚の《Double Deal》
今の所思いつく対処法はない。しかしType0の方針には合わない気がする。
対象を取っていないので《神聖の力線》では対処できない。
メモ:「ゲームの開始時」の処理はスタックを使わない。これでライフが0になっても最初の状況起因処理(上記503.2)までは負けにならない。


これも英雄カードをありにすれば《殺害者(初期ライフ+7)》で対処できるがゲームデープロモの製造枚数を「前のゲームで《Double Deal》を使った回数(《一石二鳥》の枚数)」が2.3倍上回ればいいのでやはり対処できない。

後攻時の対策と対処

相手も《突然のショック》デッキだと上記の方法でしか対処できない。


優先権を得られれば《突然のショック》を打って勝つことが出来る。


相手が最初に《天使の嗜み》打ってきた場合、こちらも《天使の嗜み》を使い自分のターンに持ち込む。
※そうしてきた時点で相手は《突然のショック》デッキではない。
ただし続けてハンデスを使われたりライフルーズを利用されると勝てない。
ならば諦めて《神聖の力線》の代わりに《苦難の魔除け》《予想外の潜在力(苦難の魔除け)》《一石二鳥(苦難の魔除け)》9枚(力線があるとマナが足りない為)で相手のライフを0にして引き分けを狙うしかなさそう。

これに勝てるデッキ(ミラー以外)とは

まず先行を取っての《天使の嗜み》が必須という事になる。
これにも《神聖の力線》対策が要るので《血の税収》《一石二鳥(血の税収)》7枚の「対象を取らずに21点のライフ失わせる」を勝利手段とする。
これだけでは《一石二鳥(苦難の魔除け)》を増やされればターン終了時に引き分けてしまうので《時間停止》や《精神壊しの罠》で全て追放する。(相手は《血の税収》にスタックして《苦難の魔除け》を使えないので)
相手の《精神壊しの罠》に打ち消されるが入れるスペースがないので使われないか。

デッキ(7) 枚数 備考
天使の嗜み 1 インスタントキル対策
血の税収 1 勝ち手段
時間停止 1 ライフロス対策
猿人の指導霊 4 《Elvish Spirit Guide》でも可
策略(29) 枚数 備考
好都合な宣言 11 デッキ5枚以上でよくなる
権力行使 1 策略ありなら必須
ブレイゴの好意(血の税収) 3 軽減
ブレイゴの好意(時間停止) 4 軽減
一石二鳥(天使の嗜み) 1 《別館の大長》対策
一石二鳥(血の税収) 6
予想外の潜在力(天使の嗜み) 1 フィルター
予想外の潜在力(血の税収) 1 フィルター
予想外の潜在力(時間停止) 1 フィルター

後攻だとライブラリーアウトで勝手に終わる・・・とどのつまりType0はジャンケンである。